(一)重点语法
(1)Nです/Nではありません
あるものや人などが、何であるか、また何でないかを表すときには次のような構文を使います。
○朝です。/朝ではありません。
○学生です。/学生ではありません。
名詞を述語として使うときには、「です」や「ではありません」をつけます。「ではありません」は「です」の否定形です。なお、「です」も「ではありません」も丁寧形です。「Nです」は、自己紹介のときに使えます。
○田中です。
○キムです。
「Nです」の否定形としては、「Nではありません」のほかに「Nではないです」という形もあります。しかし、「Nではありません」のほうが普通です。話し言葉では、「Nではありません」が「Nじゃありません」になることが多いです。
○朝ではないです。
○学生ではないです。
(2)Nですか
「か」は助詞です。文の終わりにつき、疑問文を作ります。
○A:中山さんは大学生ですか。
B:はい、大学生です。
「はい」は、たずねられた内容が答えに一致しているときに使います。「いいえ」は、たずねられた内容が答えに一致しないときに使います。疑問文のイントネーションは上昇調になります。
○A:林さんは大学生ではありませんか。
B:はい、大学生ではありません。
○A:林さんは大学生ではありませんか。
B:いいえ、大学生です。
(3)N1はN2です/ではありません
「Nです」「Nではありません」で説明しているものが何であるかはっきりさせたいときは、その前に「Nは」「Nが」をつけます。「は」は「ワ」と発音します。いろいろな使い方がありますが、ここでは、主語について「それに着いて言えば」という意味を添えます。「が」は、述語に対する主語を表します。名詞を述語として使うときの主語は、「は」でも「が」でも表すことができますが、「は」で表すのが最も普通です。「が」で表すときには、特別な意味が出ることが多いです。
「Nです」の主語を「が」で表すときには、次のような意味が出るのが普通です。
①N2であるものを探して、それはN1だと述べる意味
○私が田中です。(田中は私です。)
○山田さんがリーダーです。(リーダーは山田さんです。)
②そのことを知って驚いたという意味
○(マラソンの中継を見ている)あっ、田中さんが1位です。
(4)接頭辞 お/ご
○李さんは日本語のご専攻ですか。
その名詞の広い意味での所有者を高めるもの。
「お」は和語、「ご」は漢語に付くのが原則ですが、例外(※が付いたもの)もあります。
「お」がつくもの:お名前、お宅、お仕事、お部屋、お手紙 ※お時間、※お電話、※お食事、※お留守、など
「ご」がつくもの:ご出身、ご住所、ご両親、ご兄弟、ご家族、ご研究 など
(5) はい
① Yes-No疑問する応答
A:田中さんは日本人ですか。
B:はい、そうです。
② 確認
A:太郎君は一年生ですね。
B:はい。
③ 呼びかけに対する返事
A:鈴木さん
B:はい
(6)いいえ
○ A:田中さんは東京の出身ですか。
B:いいえ、違います。
問いかけや誘いかけに対して答えが否定的であることを示す語。
(7)人称代名詞の紹介
一人称:わたくし、わたし、あたし、ぼく、おれ~
「わたくし」:男女ともに丁寧な言い方として,多く目上の人に対するときやあらたまった場面などで用いられる。
「わたし」:「わたくし」よりもうちとけた場で用いる。現在,一人称としてもっとも普通の語で,男女ともに用いる。
「あたし」:「わたし」よりややくだけた言い方。主に女性が用いる。
「ぼく」:男が自分をさして言う語。一般に対等または目下に向かって用いる。「おれ」よりは丁寧。目上に対して話す時やあらたまったところでは「わたくし」を用いる。
「おれ」:男が仲間や目下の者とざっくばらんに話す時に用いられる。「ぼく」などよりぞんざいな語。
二人称:あなた、きみ
「あなた」: 対等または目下の者に対して、丁寧に、または親しみをこめていう。
[補説]現代語では敬意の程度は低く、学生が先生に、また若者が年配者に対して用いるのは好ましくない。
「きみ」:男性が同輩およびそれ以下の相手に用いる語。
三人称:彼、彼女
「彼」:話し手・聞き手以外の男性をさし示す語。あの男。
「彼女」:話し手、相手以外の女性をさす語。あの女。
疑問:だれ、どなた
「だれ」:不定称の人代名詞。
「どなた」:不定称の人代名詞。「だれ」の意の尊敬語。
(二)难点语法
(1)係助詞: 文末の述語を除く種々の語について強調や疑問、反語などの機能を表す。
は
「わたしは山本 太郎と言います」
主題を提示する。主題とは主語とは限らない。文のある成分を強調することができる。「は」には対比、強調などの意味を示す。
も
「わたしも中国語学科の学生です。」
二つのものは同じ性質を持ったり、あるいは一つのものは二つの性質を持ったりする意味。
私は学生です、彼も学生です。
私は教師です。大学院生でもある。
(2)終助詞:その文の叙述内容についての話し手の感情や聞き手に対する訴えの気持ちを表す。
か
疑問を表す。疑問文を作る。「吗」と訳す場合と訳せない場合もある。
○ これは日本語の本ですか。
○ あなたは韓国からの留学生ですか。
第1課には疑問文の二つの形が出てきた。
一般疑問文:これは日本語の本ですか。
一般疑問文に答えるとき「はい」か「いいえ」が必要です。
省略疑問文:山本さんは?「吗」と訳せない。「呢」と訳す。
(3)格助詞 の
◯「中国学科の一年生です。」
「の」の意味は名詞と名詞の関係によって多岐にわたります。
上記の例文のように所有を表す「の」には、「学校の建物」のような所属関係、「田中さんのお兄さん」のような人物関係、「冷蔵庫のドア」など、全体と部分の関係を表す用法があります。

